映画『ボヘミアン・ラプソディー』
感動している友達の水を差したくなく、実はTwitterにはちょろっと書いたんだけど、他ではレビューは書かないでおくつもりでした。
映画、良くなかったです(;´∀`)
絶賛されているフレディー役の俳優さんのギョロ目がまずダメ^^;
全体的に違和感ばっかしでした。
事実検証しているサイトが沢山あって、ちらほら見ていたら、ああ、やっぱりだよねぇと思い、もやもやするのでやはり書いておこうかな、と。
時系列等の違いは、まあフツーにある事だし許せるんですが、人格を捻じ曲げるような事実との違いは嫌だなあと思うんです。故人なので特に。
昔ビデオで『One Vision』レコーディング時のメイキング映像を観たんですが、フレディーが実に素晴らしいリーダーシップを発揮されていて、とても印象的でした。
Queenって皆さん大人なイメージだし、ソロアルバムを出して険悪になったりって嘘だろ、と思ったんですよ。
メンバー3対1な感じに描かれてたり、「スマイル」のボーカル志願したフレディーに「その歯で大丈夫かよ」みたいなセリフもあったし、他メンバーの描かれ方もいぢわるすぎじゃないっすか?
実際はフレディーより先にロジャーがソロアルバムを既に出していたり、解散したり疎遠になった事は一度もなかったらしいです。やっぱりですよねぇ。
フレディーの良い面がもっと描かれてたら良かったのに、って残念に思いました。
ある面ばかりが強調されていたよーな。
冒頭の20世紀フォックスのファンファーレはめちゃ良かったです。
あれってブライアン・メイが実際に演奏してるんですね!
【追記】
Facebookでコメントレスしているうちに、違和感の新たな原因に気付きました。
ストーリー・演技共に浅いかなあ、やはり。
指輪渡してからのゲイが唐突すぎたし、そこまでに年月があった事が良くわからなかったし、フレディーの苦悩や葛藤が演技から伝わってこなかったです。
メンバー間とはお互いへのリスペクトや信頼関係が絶対あったはずなのに、そこも描かれていないからタダの幼い喧嘩にしか見えなかったです。
フレディーやクイーンのメンバーの人格が正確に世間に伝わってほしいですよね。