今回は「砂箱のハッチ」を作りました。
まずは、ドームの上の「ハッチ」を取り付ける所を平らにします。
前回、ドームを作成した時にドーム上部の平になる部分に
「曲線」を作成しておきました。
ドームの一番上の曲線の平になる境界線の位置に、
アンカーポイントを2つ追加します。(option+command+ドラッグ)
新しく出来た2つの曲線を「移動」-「数値入力」で「X軸」に対し、
真っ直ぐにします。
ドームの一番上の曲線の黄色いアンカーポイント(正面図)を
選択し、平にする位置(赤丸)を基準にして、「移動」-「数値入力」で
「Y」方向を揃えます。
平にするため、赤丸のハンドルを「option+command+click」で
削除します。
同様に平らな面に向かうアンカーポイントのハンドルを削除します。
赤丸の位置の2つのアンカーポイントを調整して、図のような
形状にします。
これでドーム上部の「ハッチ」が取り付く所は平らになりました。
「ハッチ」は開閉するように赤十字の位置で「Z軸」に対し、
「回転パート」を作成して、回転するオブジェクトを入れました。
さらに「ロックハンドル」も回転するように赤十字の位置で、
「Y軸」に対し、「回転パート」を作成し、ロックハンドルの
オブジェクトを入れました。
「ハッチ」が閉じている状態。
「ハッチ」が開いて、「ロックハンドル」が回転して、
ロックが外れている状態。
「ドーム」に砂が入る穴を開けるため、図のような回転体を
作成し、「*」でドームに穴を開け、「&」で「ドーム」フォルダ内の
オブジェクトのみに作用するにしてあります。
砂の形状を作るため、図のような円形の線形状を作成しました。
砂のテクスチャーは図のような「砂の写真」とグレースケール化した
「バンプマップ」用の画像を用意しました。
ネットにフリー素材であった物です。
「イメージ編集」で「砂の写真」を取り込み、「種類」は「拡散反射」
「投影」は「Y軸」にします。
「編集」をチェックすると、実際の画像が現れますので、
普通のオブジェクトを操作するのと同じように、大きさを調整します。
調整が終わりましたら、「サイズ」と「位置」の【M】ボタンを
各々押しておきます。
こうする事で、調整した内容をメモリーに保存する事が出来ますので、
次に「バンプデータ」を操作する際、呼び出せば、同様の情報を
設定する事が出来ます。
次に「バンプデータ」ですが、数字の「1」を押して、新規作成し、
「イメージ編集」で「バンプ用のグレースケール写真」を
取り込みます。
「種類」は「バンプ」で「投影」は「Y軸」にします。
次に「サイズ」と「位置」の【R】ボタンを押すと、
メモリーされている情報が呼び出され、「砂の写真」と
同様の「サイズ」「位置」に設定されます。
今回はここまでです。
次回は「ボイラー・ステップ」を作成します。
ここまでのデータ(Shade12形式)
「ロック」がかかっていますので、新規形状作成は出来ません。