Scatterbrain

Jeff Beck1975年発売のアルバム【Blow by Blow】より
【Scatterbrain】

9/8拍子のテーマが印象的な曲。
【Scatterbrain】ってどういう意味だろうと調べてみたら、
『頭の散漫な人』『気の散る人』『そわそわした人』
まあ、確かにテーマの部分は気が散ってそわそわした感じです。

そして、弾き出しの部分が中々入れない。
まあ、ライブではジェフ・ベックもしょっちゅうミスってたみたいですし。

今回、テーマの部分は5テイクくらい録ったんですが、
最後の方はあの規則的なフレーズがゲシュタルト崩壊起こしそうでした。
とりあえず、まともそうなテイクを2つ選んで、左右に振ってごまかしました。

この【Blow by Blow】というアルバムは、
ジミー・ページが『ギタリストのための教則本のようなアルバム』
と言ったように、ギタリストが身に付けていなければならない
基本的なテクニックがあちこちに出てきます。

特に『チョーキング』に関しては、ありとあらゆるパターンが
出て来て、特に【哀しみの恋人達】はチョーキングの
バリエーションの宝庫という感じで是非マスターしたい一曲です。

もちろん【Scatterbrain】もいろんなチョーキングが出てきます。
特に、アップした状態からピッキング後ダウンというフレーズが
結構、出てきます。
ソロの出だしのフレーズは3弦8フレットを1音上げた状態で
ピッキングし、ダウンという簡単なフレーズなんですが、
これが中々決まらない。
最初のアップの音程が不安定だったり、ダウンするタイミングが
速かったり、遅かったり。
単純なフレーズだからこそ、決めるのが難しい。
結局、そこがうまく行かず、何回も録り直しました。

最後の方の親指と人差し指で交互にピコピコピッキングする
(チキン奏法?)所は結局出来なかったので、
何か、適当にごまかしています(笑)

曲の構成で昔からずっと不思議に思ってた事があるのですが、
【Air Blower】と【Scatterbrain】の間に入ってる
テンポの遅い部分はいったいどっちの曲なのか?という事。

【Blow by Blow】では【Air Blower】の最後にくっついてるけど、
【Live Wire】では【Scatterbrain】の最初にくっついている。
最近のライブでは【Scatterbrain】はあのテーマから入っている。
最近はあのテンポの遅い部分はやってないのかな?
まあ、気分次第という事なのか?

【Scatterbrain】
使用音源はドラムは「BFD2」で今回は「DW」というメーカーの
ドラムセットで組んでみました。
エレピ、ストリングスはLogicの内蔵音源です。
ギターとベースは自分で弾いています。
ギターは(何故か)ESPのヴァンヘイレンモデル。
えーっ、ハムバッカーのギターはこれしか持ってないので。
BOSSのGT-8の何か奇麗に歪む系の適当なヤツを
通してます。

それでは

【Scatterbrain】

【Scatterbrain】ギター用カラオケ

【Scatterbrain】ベース用カラオケ

音源をダウンロードする場合は、【Jeff Beck】音源アーカイブからダウンロードして下さい。

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