Archive for 3月, 2008
サイドカバーを取り付ける
今回は「サイドカバー」を取り付けました。
まず、サイドカバーに「点検蓋」「空気弁」「覗き穴蓋」を
エポキシ系樹脂で溝に沿って接着します。
「空気弁」「覗き穴蓋」は硬化する前に、きちんと位置合わせをします。
ところで、「ガイド」には「空気弁」は最後に取り付け、
接着剤が硬化する前に、ネジ止めするとなっていますが、
その方法だと、ネジも接着されて、サイドカバーが取り外せなく
なるような気がするのだが・・・
とりあえず、今回は、「空気弁」と「サイドカバー」の穴が
ずれないように気を付けて、先に接着してしまいました。
サイドカバーに「シリンダ排水弁」を仮止めします。
出来るだけ、垂直に取り付くように位置調整します。
裏側から、瞬間接着剤で接着します。
サイドカバーをエンジンシリンダにネジ止めします。
ドレインコックの間隔が狭い方が前側に来るようにします。
片側がネジ穴がずれてしまって、ネジがうまく入らなかった。
むむっ、これはまさか・・・
とりあえず、2mmドリルで軽く穴を削ったら、入るようになりました。
「ワンポイントアドバイス」によると現在のC62(現在のっていつのだ?)は
右側だけ「作用シリンダ」が前側に付くらしい。
穴を一つ開ければ、逆側に出来るんだけど、そこまではこだわりません。
次回は「クロスヘッド」です。
※追記
現在のC62(現在のっていつのだ?)に関して
梅小路蒸気機関車館に動態保存されている車両です。
っていうか「C62 2」がC62の2号機だと言うのもやっとわかった。
C62って全部で49機しか作られていないんですね。
エンジンシリンダ前部を組み立てる
今回は「シリンダ前蓋」「ピストン尻棒」「蒸気室前蓋」「ブレーキパイプ」
を組み立てました。
前回同様、シリンダ被を挟み込んでシリンダ前蓋をエンジンシリンダに
取り付け(接着無し)気筒安全弁にて締め込みます。
「ブレーキパイプ」を取り付けようとしたが、どうも位置が合わない。
バルブ?の位置が違うようだ(説明書通りなんだが)
位置を図で言うと右側に移動させて取り付けた。
(瞬間接着剤で付けてたので結構、大変)
「12号の説明書」と見比べてみると、「16号」では若干、
位置が変わってる。まあ、取り付いたからOKとしよう。
「蒸気室前蓋」をエポキシ系樹脂で取り付ける。
「ピストン尻棒」を「ピストン尻棒案内」に接着し、
さらに、「シリンダ前蓋」に接着する。
垂直が出るよう調整する。
次回は「サイドカバーを取り付ける」です。
スライドバーとバルブガイドを取り付ける
今回は「スライドバー」と「バルブガイド」を取り付けました。
まず、「シリンダ後ろ蓋」に「スライドバー」を取り付けますが、
スライドバーの取り付け部は製法上、角度が付いてしまうそうなので、
図のような角度になってしまいます。
スライドバーが水平になるように、取り付け部の先端(この図では左側)を
若干、研磨します。
あまり、削りすぎるとこのようになります。
ネタではなく、削りすぎました…orz
削りすぎると、意外と修正するのが難しいです。
あまり、削りすぎると、後でスライドバーの位置がずれて、動きが悪くなりそうだし。
結局、「光硬化パテ」を盛って、調整しました。
シリンダ後ろ蓋を本体に取り付けて、実際にネジ締めして、調整しながら
少しずつ削っていくのがいいと思います。
調整が終わったスライドバーをシリンダ後ろ蓋に取り付けたところ。
エンジンシリンダに「シリンダ被」を挟み込んで、「シリンダ後ろ蓋」を
取り付け、「シリンダ安全弁」でねじ込みます。
「シリンダ被」は上部の曲線部分に小さな切り欠きがある方が左側です。
「バルブガイド」をエポキシ系樹脂で取り付けます。
接着剤が硬化しきる前に、垂直定規等で「バルブガイド」が
垂直になっているか確認・調整します。
次回は「エンジンシリンダ前部」を組み立てます。