スライドバーとバルブガイドを取り付ける
今回は「スライドバー」と「バルブガイド」を取り付けました。
まず、「シリンダ後ろ蓋」に「スライドバー」を取り付けますが、
スライドバーの取り付け部は製法上、角度が付いてしまうそうなので、
図のような角度になってしまいます。
スライドバーが水平になるように、取り付け部の先端(この図では左側)を
若干、研磨します。
あまり、削りすぎるとこのようになります。
ネタではなく、削りすぎました…orz
削りすぎると、意外と修正するのが難しいです。
あまり、削りすぎると、後でスライドバーの位置がずれて、動きが悪くなりそうだし。
結局、「光硬化パテ」を盛って、調整しました。
シリンダ後ろ蓋を本体に取り付けて、実際にネジ締めして、調整しながら
少しずつ削っていくのがいいと思います。
調整が終わったスライドバーをシリンダ後ろ蓋に取り付けたところ。
エンジンシリンダに「シリンダ被」を挟み込んで、「シリンダ後ろ蓋」を
取り付け、「シリンダ安全弁」でねじ込みます。
「シリンダ被」は上部の曲線部分に小さな切り欠きがある方が左側です。
「バルブガイド」をエポキシ系樹脂で取り付けます。
接着剤が硬化しきる前に、垂直定規等で「バルブガイド」が
垂直になっているか確認・調整します。
次回は「エンジンシリンダ前部」を組み立てます。
左右エンジンシリンダを取り付ける
今回は「左右エンジンシリンダ」を取り付けます。
基本的に左右とも取り付け方は同じです。
エンジンシリンダのバリを削ります。
エンジン被が取り付く面も軽くサンドペーパーで研磨します。
穴の内部に出ているバリは丸ヤスリで削ります。
本体を裏返しにしてエンジンシリンダをネジ締めします。
図のように斜めに精密ドライバを入れて、あまり、力を入れないようにして
回します。
ネジ締めする際は、必ず、図のように左右からエンジンシリンダを
押し込み、ネジ穴がきちんと一致するようにしないと、
ネジが斜めに入ってしまい、ネジ山をつぶしてしまいます。
組み付け後。
次回は「スライドバー」と「バルブガイド」を取り付けます。
ブレーキホースとステップを取り付ける
今回は「ブレーキホース」と「ステップ」を取り付けました。
「ブレーキパイプ」も組み立てましたが、これは後に本体へ組み付けます。
まず、「ブレーキパイプ」に「ステー」を取り付けます。
図の方向で、ブレーキパイプにステーをかしめ、左側は
曲がったところから15mmの位置、右側は曲がったところから10mmの
位置に瞬間接着剤で固定します。
後に、ブレーキパイプは図の位置に取り付けます。
継ぎ手は外側(図では下側)から丸みが見えるように
接着します。
継ぎ手は丸い側を下側にし、図の位置に瞬間接着剤で接着します。
ブレーキパイプは今回は取り付けません。
ステップの接着面を平らに研磨します。
きちんと平面にしておかないと、後で、位置決めしにくくなります。
よく見ると、あんまり、うまく削れてない。
案の定、位置決めが・・・
ステップを取り付けるにあたり、こんな感じのジグもどきを
用意しました。
本体を裏返しにして、主台枠がほぼ、水平になるようにします。
ステップはフロントデッキの端と同じ位置に設置するため、
左右に位置決めするためのブロックを置きます。
エポキシ系接着剤でステップを図の位置に接着し、ステップの
足踏み台?をブロックに軽く押し付け位置決めします。
前側はフロントエンドビームにかからないようにします。
上から見るとこのような位置になります。
ブレーキホースはフロントエンドビームの前面穴に瞬間接着剤で
取り付けます。
次回は「左右エンジンシリンダを取り付ける」です。