クロスヘッドを組み立てる

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今回は「クロスヘッド」を組み立てました。

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まずは、「クロスヘッド本体外側」の穴に「クロスヘッドピン」のネジ側を
通し、六角ナットで締めます。

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次に、本体内側に、六角ボルトで本体外側を止めます。

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次に、「滑り棒」をクロスヘッドに接着するのですが、奇怪な現象が・・・
クロスヘッドの穴内部にエポキシ系樹脂を塗り、滑り棒を押し込もうとしたのですが、
穴の内部圧力?に押し戻されて、接着できないのです。

とりあえず、接着剤が固まってきてしまうので、瞬間接着剤を流し込んで、
強引に、接着しました。
仮組立したときは、きちんと奥まで押し込めたので、
エポキシ系樹脂に何か、不具合が起きてたのではないかと思います。
確かに、使い始めてから、もう、大分、経っているので劣化してきて
いたのではないかと、勝手に想像しています。
今までも、穴に軸を接着する箇所はありましたが、大丈夫でした。

あるいは、2液の混ぜ方が足りなかったのか?

とりあえず、接着は出来ましたが、穴の内部に接着剤が
残っていたため、奥まで押し込めませんでした。
ストローク全部を使うのではないみたいなので、
このまま、行こうと思いますが・・・
ガイドには「きっちり奥まで押し込んで・・・」とか
書いてあるし、うーん・・・

何か、不具合が起きたら、部品を発注しないと。

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装着したところ、動きはスムーズです(緩いくらい?)

次回は「先台車枠」です。


サイドカバーを取り付ける

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今回は「サイドカバー」を取り付けました。

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まず、サイドカバーに「点検蓋」「空気弁」「覗き穴蓋」を
エポキシ系樹脂で溝に沿って接着します。
「空気弁」「覗き穴蓋」は硬化する前に、きちんと位置合わせをします。

ところで、「ガイド」には「空気弁」は最後に取り付け、
接着剤が硬化する前に、ネジ止めするとなっていますが、
その方法だと、ネジも接着されて、サイドカバーが取り外せなく
なるような気がするのだが・・・

とりあえず、今回は、「空気弁」と「サイドカバー」の穴が
ずれないように気を付けて、先に接着してしまいました。

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サイドカバーに「シリンダ排水弁」を仮止めします。

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出来るだけ、垂直に取り付くように位置調整します。

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裏側から、瞬間接着剤で接着します。

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サイドカバーをエンジンシリンダにネジ止めします。
ドレインコックの間隔が狭い方が前側に来るようにします。
片側がネジ穴がずれてしまって、ネジがうまく入らなかった。
むむっ、これはまさか・・・

とりあえず、2mmドリルで軽く穴を削ったら、入るようになりました。

「ワンポイントアドバイス」によると現在のC62(現在のっていつのだ?)は
右側だけ「作用シリンダ」が前側に付くらしい。
穴を一つ開ければ、逆側に出来るんだけど、そこまではこだわりません。

次回は「クロスヘッド」です。

※追記
現在のC62(現在のっていつのだ?)に関して

梅小路蒸気機関車館に動態保存されている車両です。
っていうか「C62 2」がC62の2号機だと言うのもやっとわかった。
C62って全部で49機しか作られていないんですね。


エンジンシリンダ前部を組み立てる

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今回は「シリンダ前蓋」「ピストン尻棒」「蒸気室前蓋」「ブレーキパイプ」
を組み立てました。

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前回同様、シリンダ被を挟み込んでシリンダ前蓋をエンジンシリンダに
取り付け(接着無し)気筒安全弁にて締め込みます。

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「ブレーキパイプ」を取り付けようとしたが、どうも位置が合わない。
バルブ?の位置が違うようだ(説明書通りなんだが)

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位置を図で言うと右側に移動させて取り付けた。
(瞬間接着剤で付けてたので結構、大変)
「12号の説明書」と見比べてみると、「16号」では若干、
位置が変わってる。まあ、取り付いたからOKとしよう。

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「蒸気室前蓋」をエポキシ系樹脂で取り付ける。

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「ピストン尻棒」を「ピストン尻棒案内」に接着し、
さらに、「シリンダ前蓋」に接着する。
垂直が出るよう調整する。

次回は「サイドカバーを取り付ける」です。